

オハナさんから昨年秋に頂いているオーダー数本のうちのテナーです。シダーローズ。一週間の塗装乾燥期間を終えて仕上げにかかります。ラッカー塗装に焦りは禁物、塗膜の硬化を待ってやおらブリッジ製作作業に移ります。


三年越しにやっと吾郎さんのウクレレが出来上がりました。この日、北隣の関市でライブがある吾郎さん。その前に工房に来てくれました。吾郎さんと三年前の11月、高山の居酒屋で打ち合わせたときからだいぶ月日が立ってしまいました。アーティストとウクレレとの出会いはいつでも偶然に満ちていて、今回も打ち合わせたからと言ってすぐには作らず少々寝かせてから作り始めました。お店からのオーダーとは明らかに違うのは「降りてくる」まで待って頂いた点。歌うアーティスト、作るアーティスト。あ、こうすればその雰囲気の音にできるかも。打ち合わせたときの話のイメージにバチコンッとハマりそうなアイデアが降りてきました。オールホンマホボディのタイプ1、360。中身が少々いつもと違います。きっと吾郎さんの弾き方に寄り添う味のある音になるはず。


愛用のドラムサンダー、DR-400のブレーカーとコンデンサーを交換に来ました。もう廃盤なので直接ものを見ながら互換性を確かめての交換です。

機械は定期的に消耗品の面倒さえ見てやればいつまでも使えますね。

始動側のコンデンサーを交換。これが部品代で3500円。安い。このDR-400はジェット社のコピーモデルなので構造はほぼ同じ。使ってる部品もたぶん大方同じ。これでまた数年元気に動いてくれます。さ、岐阜に帰って仕事の続きじゃ。