
南アルプス北岳、間ノ岳を歩く

当初の計画では塩見岳から北岳まで縦走する予定でしたが仕事の都合上、一日予定がずれて半分の日程に変更しました。縦走ではなく北岳登山口からのピストン(往復)になりました。まずは芦安村からバスに乗って北岳登山口へ向かいます。

標高1500mからまずはテント場のある白根小池小屋(2200m)まで上がります。登山口から2時間半の急勾配を登って行きます。

深い緑の中を気持ちよく歩いて行きます

白根小池に到着。
一番奥にテントを張りました。

夕飯

FUJIFILM XF16-55Ⅱ
F3.2 /ss'20 /ISO3200
日付が変わって深夜2時
テントから顔を出してみると満天の星空でした。肉眼でもはっきりと天の川が見えました。天の川銀河の中に暮らしている地球人。つまり内側からどら焼き型の天の川を覗いているわけですね。星空の下、出発の準備をします。日の出前までに稜線に上がり、ご来光を見た後は間ノ岳までピストンする計画です。ちなみに国内の高い山ランキングで一番はご存じの通り富士山です。2位が北岳で3193m、3位がその北岳のお隣に鎮座する間ノ岳で3190mです。その二座を歩きます。

AM3:00 稜線に向かってハイクアップ

AM5:00 稜線まで上がりました。
予定通り日の出の時刻前に稜線に上がることができました。同じくご来光待ちのハイカーが並んで日の出を待っています。気温は12度。立っていると少し寒いくらいです。空気は澄んでいます。

AM5:30 鳳凰三山からのご来光

AM6:00 北岳肩の小屋到着

”北岳に来ただけ。”

AM7:00 雲海と富士

AM8:00 北岳山荘と北岳
とっても立派な山体です。

AM10:00 間ノ岳へ続く縦走路

AM11:00 間ノ岳
テント場からここまで7Kmほど。
来た道を折り返して下山します。

間ノ岳の山頂にいた謎の蝉

間ノ岳から塩見岳へと続いている縦走路
南アルプス、別名で赤石山脈の塊のほぼ真ん中に鎮座しているのが写真左上の塩見岳です。今回歩いた北岳と間ノ岳から塩見岳を通り山脈の盟主、赤石岳さらに聖岳へと縦走路は続いて行きます。全部通して歩くと一週間以上かかる120kmの道のり。一気に全部は現実的に厳しいので今回のようにセクションごとに歩いて、いつか全路繋いでみたいです。

塩見岳を遠望しつつ下山
雲の上の散歩は爽快で一生忘れえぬ記憶財産に変わります。
また一つ良き夏の思い出ができました。
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