
お客様オーダーのタイプ2
ようやく木工完了です。
ネックを手触りで確かめつつじっくりと成形していくこの過程が大好きです。手に持ってるミニスクレーパーは一昨年米国から輸入したもの。これが ネック成形時にめっちゃ役に立ってます。

お馴染み、南京鉋によるグリップ成形

ウクレレショップオハナさんからのオーダーで製作中のテナーです。
シダーローズテナーロングモデル。アバロン貝パフリング、ビルドインP.Gにはハカランダの豪華仕様。テナーシェイプは今年1回、これまで合計5回に渡るマイナーチェンジを繰り返してきましたがやっと辿り着いた感あり。このライン、くびれすぎず怒り肩でも撫で肩でもないアウトライン。ウクレレはアウトラインを少し変えただけでも出音がまた変化します。きっとこれはイケるんじゃなかろうか。

次ロットの製材にも取り掛かってます。今回の三本のうち二本は海外オーダー。この前はカリフォルニアからオーダーのテナーが仕上がったばかりですが今度はイギリスとフランス。どんなウクレレになるか、とても楽しみです。

クリスからの二本目のオーダー製作を訳あって先に作ります。今回は表板に日本固有種、屋久杉。サイドバックにはあと数セットを残すのみとなった希少材の野生種ハワイアンマンゴー。ハイG用ソプラノ用にオーダー頂いてます。

フランスからの初めてのオーダー。表板にレッドシダー、サイドバックにローズの王道の組み合わせ。タイプ1のソプラノです。こちらもとても楽しみです。今年はワールドワイドな展開が広がってますます仕事に気合が入ります。ありがたし!

米国西海岸へ