· 

今週の製作日誌

今週も暑かったですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

お客様オーダーのタイプ2コンサート。ロゼッタはOH、ビルドインピックガードはハカランダ。ジョイント方式の変更によりタイプ2のボディシェイプはこれまでよりもさらにふくよかになりました。タイプ2の個人直オーダーが今年は多いです。お店であまり見かけないからでしょうか。ショップオーダーはほとんどタイプ1かタイプ3。そのせいなのかわかりませんがタイプ2とテナーへの直オーダーが実に多い。いや、いいんですよ実際にタイプ2は。みなさんよくお分かりで 笑


 

 

 

 

 

 

 

7月開始のロット、ボディが完成しました。こちらはオハナさんオーダーのシダーローズテナーです。オーダー頂いたのが昨年秋、やっと着手できました。今年は例年と違ってお店の販売がぼちぼちなのとは裏腹に個人オーダーが過去一多いです。これまた原因不明です。長らくお待ち頂いている皆様にオーダーを忘れられないためにこのブログを毎週綴っていると言っても過言ではありません。ほんと有難い。。感謝です。






 

 

 

 

 

 

 

Aロゴがリニューアルします。左がこれまでの、右が新しいAロゴです。2015年頃のロゴマークを一回り小さくして線の太さを見直した上でAの真ん中の棒線を取り除いた逆Vの字デザインになります。Aの下の蔦のデザインを加えた2ピースのロゴになります。日本鹿ロゴも2ピース、来月以降のロットはこれでいきます。もしオーダーの方で旧ロゴがいいと言う方はお伝えください。どちらでもできます。







あとがき

設営後の疲れをハンモックで癒す疲労困憊オヤジ
疲労困憊からの乾杯の喉越しは格別なのだ…また腹が出てしまう
 

 

 

 

土日、二年ぶりに家族でキャンプしてきました。昨年は長女が受験生だったので久しぶりの家族キャンプ。「ひるがの高原キャンプ場」は相変わらず良いところでした。

大量の荷物と愛犬含む一家全員を乗せた車で岐阜を北上。自由気ままなソロキャンと違ってファミキャンはテントも大きいし寝具は四人分、出発前の準備から汗だく。現場に着いてからやることもたくさん。でも楽しいし「今しかないこどもの姿」を同じ星空の下で共有できる。家族の思い出ができるのが一番大事かなと。




実は秋に娘の学校の交換留学の一環で我が家に一週間、オーストラリアからホームステイの子が来るんですよ。自分は昨年春にイギリスのアーティストのクリスとの交流をきっかけにして英語を毎日勉強してます。


セーファ、つまりヨーロッパ版の英検CEFR(Common European Framework of Reference for Languages/ ヨーロッパ言語共通参照枠)を昨年受けた際のランクは最下位(笑)でA1(日本では中学英語レベル)だったところから今やっとA2(高校英語レベル)までになりました。ほぼ毎日高校英語の復習。ホームステイが決まった先月から家内が慌てて勉強始めて「あと二ヶ月で喋れるようになるかなー」と息巻いております。「ま、いけるっしょ。身振り手振りで」と、英語ど素人一家は果たしてこの交換留学を乗り切れるのか不安と楽しみでいっぱいであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのクリスから先日、Eメールで二本目のタイプ1のオーダーの相談がきました。今メインで使っているタイプ1のシダーマホを最近ローGまたはバリトンチューニングで使っているクリス。この動画の中で彼はバリトン使いの名手ライル・リッツ、ベニーチャンの名前をあげてますが僕にとっても大好きなプレイヤーです。オータサンとライル・リッツのライブアルバムは特にお気に入りで何度も何度も聞きました。クリスは5月にチェコ、ドイツ、イタリアをツアーした際にはハイGにして使ってました。つまりハイ、ロー、バリトン兼用で一本でやってるのでもう一本必要と。メールのやり取りで最初はローG/バリトンチューニング兼用をもう一本、タイプ2のコンサートスケールでと言う内容でした。一本目はそもそも「ローG用に欲しい」という要望に沿って軽くしなやかで甘いシダーマホボディにしたのでそちらを今後もロー用として使って頂き、あらたにハイG用にタイプ1の360ミリスケールで作るのはどうかとご提案。同タイプ、同スケールの方がライブ中に持ち替える際の頭の切り替えが少なくて済むと思ったので。木材はハイ向きのやや硬めのワイルドマンゴー(ローズやコアよりかは柔らかい)をサイドバックに表板にはホンマホを使うという形で甘さも加えます。


これでAncestor’s使いのアーティストプレイヤーである友紀さん&クリスさん御二方ともにテナー、タイプ1をそれぞれ2本体制になります。そして…とんでもなく光栄なことに他のオーダーのお客さんと同様にきちんとお金を頂いた上で製作させて頂いているわけで。これだけ有名なアーティストだったら色んなウクレレブランドから提供契約(いわゆるエンドース)の話がたくさん持ちかけられていることを思うとこんな光栄なことはないと心底思います。お二人の信任に応えるべく、これからも製作サイドからアーティストへのリスペクトを送り続けたいと思います。

 

 

 

クリス、チェコでのワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイザックさん、リオさん、友紀さん、カレイ・ガミアオさん

錚々たるメンバー💦

カマカ使いのプロに塗れるうちのテナー。

awesome !