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師走展出品ウクレレ紹介その①[QV345/Type1S]

#307 QV345 Type1S

 

 

エキゾチックな雰囲気満点のハワイアンコア

オーセンティックソプラノ12フレットジョイント

 

 

 

 

 

ハカランダのビルドインピックガード

 

ハカランダのボトムオーナメント

 

モノトーンロープ柄の縁飾り

 

 

 

リムにマスターグレードの虎杢コア

 

虎杢メイプルバインディング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏板にもマスターグレードのハワイアンコア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで久しぶりの展示会出展を飾るウクレレ達のご紹介です。

その①はソプラノモデルQV345のタイプ1Sです。SはSuperior(スペリア)のSですね。

 

 

 

 

天神にはブラックウッドをブックマッチして白太を入れました。昨今このブラックウッドがどんどん高級材になってます。何年か前にある程度ストックしておいてよかったです。ペグの色に合わせてエボニーナット、ロゴには日本鹿を入れました。鹿は小川さん、鹿が立つラインは私が切りました。鹿角の細さといつも勝手に張り合ってます(笑)チラッと見えてますが5フレットのポジションにはオリジナルの焚き火を模したポジをパールから切り出してます。最近色んなアマチュアビルダーの方からあれはどこで手に入れてるんですかと聞かれるんですがこれも大和マークで探しても売ってません。

 

 

 

 

 

 

 

今回オルカスのミディアム弦を張りました。本来ならやや硬めな音になりがちな虎杢コアボディですがブレイシングの材を変えたり構造的な工夫が功を奏して軽いストロークでも柔らかくボワッとまとまりのある音量が響孔から出てきます。単音の音質はカラッとしていて、特に3弦の鳴り方が乾いていて心地いいです。軽めのタッチでもメリハリの効いたレスポンスで応えてくれるのでとても弾きごたえのあるソプラノになりました。

 

[spec]

345mm soprano model

12fret joint

top AAAハワイアンコア

side/back AAAハワイアンコア

build in P.G ブラジリアンローズ

bottom ornament ブラジリアンローズ

neck マホガニー

binding カーリーメイプル

finger.b エボニー

bridge エボニー

head ブラックウッド(ブックマッチ)

nut エボニー

saddle 牛骨

strings Martin オルカスミディアム

peg UPT