紅葉の森を進む友人の背中は楽しげです
昨日は長野と群馬の県境にある日本百名山「四阿山(あずまやさん)」を長野県民の友人とハイクしてきました。標高1500mより上に位置する菅平高原の牧場にある登山口からスタート。紅葉もいよいよピークに向かう直前の雰囲気の中、友人を連れて爽やかな秋の山旅となりました。八ヶ岳ばかり登っている私にとってこの山は点在する白樺の木々を吹き抜ける風と広い空がとても新鮮でした。また、四阿山のお隣に聳える根子岳は草原の海に包まれた幻想的な山でした。四阿山に向かって歩いていくと並行して根子岳の尾根を眺めることができます。その尾根を帰りの周回ルートにして四阿山⇨根子岳の順に登って参りました。四阿山の山頂まであと700mというところで強風とガスに包まれて視界が利かなくなり、一旦そこでタープを張って休憩することにしました。しかし30分ほど待っても状況は好転しなかったので四阿山のピークハントは諦めて根子岳を目指しました。四阿山と根子岳の鞍部は見事な笹の海でした。根子岳山頂の祠で無事に登らせて頂いたことに感謝の手を合わせ、菅平牧場に向けて下山を開始する間際のことでした。山頂から菅平高原方面の全ての景色が見事な夕焼けに染まりました。オレンジ一色。一瞬だけオレンジ色の雲の奥の方に穂高まで連なっている雲海がチラッと見えた時は思わず二人で歓声をあげてしまいました。とても心に残るアーベントロートハイクとなりました。
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photo album
カメラは愛機、富士フィルムのX-T4。レンズはaps-c標準単焦点XF35mmF1.4の一本を付けっぱなしです。流石に大きい風景を撮ろうと思うと広角一本ぐらいは持っていくべきでした。
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