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工房日誌

たぶん過去一の積雪です

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜午後から降り出した雪は一時は吹雪になりました。ぱっと見で積雪は20センチほどでここに暮らして14年目ですが過去一の積雪量になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外は雪でも日本海側の雪国とは違って湿度は結構低いんです。なので工房では相変わらず加湿器フル稼働で作業を進めます。今年は昨年の反省を踏まえて「残業をしないこと」を自分の中で約束事にしました。どんなに遅れても午後7時には仕事を切り上げて家族と一緒に夕飯の時間を持つ、当たり前なことかもしれませんが。昨年はとても嬉しい悲鳴ではありますが個人オーダーの山に追われて夜中まで作業することが多々ありました。自分のキャパ以上のペースを続けていると体を壊す、これホントでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカ雪に大喜びの娘二人

 

今年4月で上の子は中学二年、下の子も小学六年になります。我が子の成長は嬉しい。でももうあと数年もしたら巣立って親二人きりになるかと思うとなんだか寂しくもなるこの頃。仕事も好きだけど家族との時間も大事にしよう。インスタよりも家族との思い出を刻もう。去年暮れに前癌病変摘出手術を経験したことはこれまでの考え方、生き方を見直す良いきっかけになりました。腫瘍に満たないような小さな腫れをたまたまかかりつけ医が見逃さなかったから助かっただけ。もしも気付かずにほったらかしていたら下手したら死んでたかと思うと人生のあっけなさを痛感した訳で。あ、人ってこんなにも簡単にあの世に行っちゃうもんなんだなと。退院した時にやはり思ったのはありふれた日常ほど輝かしいものはないなと。これまで正直スマホのちっちゃな画面の、SNSでの他人の投稿に気を取られてばかりいた自分を反省しました。いつも目の前にもっと素敵な光景があるじゃん。子どもらの成長はとにかく早くて、たった2、3年前の家族写真ですらもう琥珀色の世界です。今日の雪景色もそんな素敵な思い出の一枚となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウクレレという楽器を作って二十年とちょっとになります。ここまで何年かおきにモデルチェンジを繰り返してきました。心理的なきっかけ、または製作スタイルに変化をもたらすような出来事が発端になって形を変えてきました。ここ数日、昨年の件を経て製作に対するスタンスが僅かに変わってきてるのを自分の中に感じます。自分のことをすごく客観的に見てリバイスしているというか、実際問題何が得意で何が不得意なのかを身の丈に合わせて考える。その上でどんなものがストレートに自分の作りたいものを表すことができるのか。三年前のモデルチェンジ、つまり現行の形では鹿島槍ヘッドや選択肢のあるロゼッタおよびパーフリングなどの装飾を主な変更点とした上でスケールを多種多様に選べるようにしました。さらに自信を持って提供できるものに昇華させたい。どうにかもっと要素を絞って、研ぎ澄ましたものにならんものか。ちょっとしばらく足掻いてみたいと思います。多分、何もないことほど美しいものはないんじゃないかっていう考え方がヒントになると思う。笑っちゃうけどもこういう時期は天から考えがふらっと降りてくることって実際結構あったりする。ふらっと来たらその朧げなアイデアを今度はもがいて実体化していく。何もない上にあるようなもの。何だろうか、今回のこの種は。モデルチェンジではなく今度のこの衝動はおそらく別シリーズを作るイメージになるかなと今のところ考えてます。兎にも角にも今やるべき優先事項はバックオーダーの製作。その脇で時間があるときに別モデルも考えて行こうと思います。