WM396 Type3 S
with OGAWA INLAY CRAFT "白駒草"
10F,12Fに花弁
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一般的によく見る駒草はピンク色です。亜高山帯の砂礫地に群生しています。あえて標高2000m以上の植物が自生するにはとても厳しい環境で暮らすことを選択した花です。厳しい環境ゆえに競合相手が少ないと言うメリットがあるそうです。花言葉は「高嶺の花」「気品ある心」
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標高2500m付近の冷池テント場
向かいには立山連峰と剱岳
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ごく稀に白い花の駒草が咲くことがあるそうです。昨夏に鹿島槍ヶ岳に行った際の冷池テント場で一緒になったおじさんが教えてくれました。「あっちの稜線の縦走路で白い駒草を見た」と。種池山壮から蓮華岳に向かう途中で見たそうです。いつかは僕も会ってみたいな。師走展の指板デザインを小川さんと打ち合わせた際にこのエピソードをお話ししたら「それで」となって決まりました。
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サイドはマスターグレードのハワイアンコア
モニターホール
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バックも豪勢なハワイアンコア
ハカランダの化粧板にAロゴ
楽器デザイン全体の色使いは時節柄クリスマスカラーのホワイト&レッドに。ボディトップの白を基調にヘッドとロゼッタの赤で彩りました。イルミネーション役の貝はヘッドのゴールドパール、ロゼッタ・パフリングのアバロン、そして指板のインレイと楽器全体に散りばめられ華やかな印象にしました。ブリッジの弦を結ぶ箇所にはメイプルを1.5ミリの幅で飾りつけました。9月に小川さんと指板デザインを話し合い、さらに細かいところまでこだわり抜いた珠玉の一本です。師走展の華の一部となれば幸いです。
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