昨年末に完成させた自家用ウクレレ「クラシックコンサート」です。オールマホガニー単板ボディの381ミリスケールで12フレットジョイント。コンサートというか不思議なんですが大きなソプラノを弾いてる感覚があります。こちらのウクレレにLRBaggs社のアクティブタイプピックアップ、five-oを搭載して最近始めたstand.fmというインターネットラジオ番組の中でスピーカーサウンドのウクレレを演奏しています。ぜひご試聴下さい♪ いつもクラシックコンサートのボディは木工段階で共振周波数域を220Hz近辺、つまりA音周辺でよく鳴るように組み上げているんですが今回は試験的に半音上のB♭で最も箱鳴りするように組みました。キーFの曲調で4度の音にボディがよく響き結果的にB♭△7やFadd9thなどのテンションコードでとても心地の良いラウド感を伴った響き方をしています。良かった良かった。 クラシックソプラノやモダンソプラノのボディにはセオリー通り共振周波数域をCに合わせて作ります。そうすることで小さなボディでも迫力のある太い音に聞こえるように組み上がります。…あ、違う違う。今日のお題はそういう話じゃなかった。