making story

Style8 model chenge

 

この新モデルの立ち位置は当工房におけるコンサートサイズとテナーサイズの中間サイズ。つまりコンサート381mmとテナー432mmの中間にあたる410mmスケールで設計していきます。今は製作していないスタイル8の名前を受け継ぐ形でスケールアップさせます。テナーで使用しているギター用のスモールフレットをこちらにも使っていきます。より演奏性能を充実させたコンサートロングモデルといったところでしょうか。私としてはこれを「コンテナ」と呼ぶことにしました。

 

STEP1 型枠製作

モールド(型枠)はウクレレを作るための母のような存在です。モールドを作ることから全ては始まります。いままで何度も作ってきましたがこれがけっこう大変です。厚みのある積層べニアをカットするのはバンドソーの刃にとってもかなりの負担になります。無理やりきつめのカーブをトレースしていくと確実に刃の寿命を一気に縮めるので工夫しながらカットしていきます。今回も一度も刃を破断することなく作ることができました...

Step2 木工工程・前半

いよいよボディの製作に入ります。いままで作ったことのないこの410mmスケールサイズのボディがはたして実際に出来上がったときにどんなサイズ感になるのか今からワクワクです。「コンサートをメインに弾いてきた。でもテナーはちょっと大きすぎるしウクレレというか違う楽器になってしまう気がする。その中間くらいの、ウクレレらしさを保ったままコンサートからサイズアップしたものはないのか」。そう考えたユーザーさんがはたしてそれくらいいるのか聞いたこともアンケートをとったこともないのでわかりません。でも私にとっては新しい挑戦の始まりに違いありません。きっと何か今まで感じたことのなかった弾き心地とサウンドが待っているはず...

STEP3 木工工程・後半

新しいモデルの一本のケガキ線が立体となって出来上がっていく楽しさはいつも新鮮な喜びを与えてくれます。今回、グラマラスがスタイル9の弟分のようなコンテナサイズのウクレレが誕生していく過程を追っているわけですがいよいよそれが形になりました。全工程とまでは行きませんが半分くらいは写真に収めました。どうぞご覧ください...。