· 

6/25(fri)

2Φ→4Φ→4.8Φと三段階で広げていく弦穴加工

おはようございます。昨日は午後にブリッジを3つ作りました。完成したウクレレのブリッジを見ると一見なんの変哲もない四角いものにしか見えませんよね。でもけっこう細かいところまで考えて作られてるんです。ブリッジ作りのポイントは…

  • ブリッジ材を何にするか
  • ブリッジのサイズや厚さをどうするか
  • サドル溝の幅をどうするか
  • スリット(弦溝)の間隔をどうするか
  • 弦穴の大きさをどうするか

このあたりでしょうか。まず木材の比重で音質が決まるのでどの木で作るかが一番大事。ブリッジのサイズもそれと同じで質量がサスティンに影響します。サドル溝は主に2.5か3.0㍉幅のどちらかにしています。見た目がスッキリしてクラシカルな雰囲気になるのは細い方。3㍉は太く見えちゃうのがデメリットだけど音程を合わせやすい。スリットは弦のスケールに合わせて微妙に広げます。弦穴はオルカス弦を基準にしてふた結びして余裕で入る大きさの4.8㍉の穴を開けてます。

 

 

 

 

アマチュアの頃は色んな奇抜な形のブリッジをよく作ってました。上記したような基本的な知識がない頃で、単にカッコよさばっかり求めてました。その後マーティン様の潔い長方形のどシンプルなブリッジをよく観察するようになって今に至ってます。見た目よりウクレレの鳴り方に沿った機能だけをしっかり抑える方が大事。重すぎてもだめ。軽すぎてもだめ。使う人のことを考えて作る。ブリッジ作るのって中々奥が深いです。では!