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6/2(wed)

おはようございます。

 

 

ここ2年くらいで側板の曲げ加工も昔に比べてだいぶ成長しました。この曲げジグを導入したのは5年ほど前でした。導入当初は使い勝手がよく分からず何度も失敗していました。このジグを使えばどんな木材でも簡単に曲げられるものとカン違いしていたわけです。いざ使ってみると全く上手く行かなかった。下準備や温度設定、負荷をかけていくスピードも手探り。結局何枚も割ってしまい、これならベンディングアイロンで手曲げした方がよっぽど安全だと思って一年ほどはお蔵入りさせていました。それからまた一年後に素杢マホでベーシックモデルを製作するときに使うことになり、再チャレンジが始まりました。課題はおもに2つ。「割れ」と「焦げ」です。やっぱり何度やっても失敗がまた続いていたとき、たまたまセイレンの信治師匠(私が勝手に心の師匠と崇めております)の短編曲げ動画をフェイスブックで見たんです。これは神々しかった。まさに渡りに船。こうやれば良かったのか。そんな示唆に富んでいました。曲げで一番気にしなくちゃいけないことは曲げジグを使おうと手曲げしようと基本は同じだってことをすっかり忘れていたことに気づきました。一番のポイントは「蒸気」、つまり水分を切らしちゃいけないこと。曲げ型にセットした後、そのまま最後まで熱々なアイロンに触れっぱなしだと後半に行く前に木がカラカラになってたんですね。まめに木の水分の状態を目と耳で感じながら進めていくようにしてから一度も失敗がなくなりました。今はだいたい5分弱で曲げれるようになりました。おかげで一日でサイドバックの加工ができます。ありがたや(*^^*)