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5/27(wed)

ようやく完成しました。シダーウッド&インディアンローズのギターでは王道の取り合わせ。モダンソプラノ、360ミリスケールです。うちの工房では一番人気があります。たぶんソプラノロングらしからぬどっしりとした弾き心地がいいんだと思います。まるでコンサートでも弾いてるんじゃないかっていう感じですね。

 

 

 

弾きやすいウクレレって何だろうと自問し続けて早十数年。数値的なことじゃなくて演奏者が五感で感じる、弾きやすいフィーリング。今まで自分で製作してきた中でそのフィーリングに達したものを参考にして試行錯誤を繰り返してきました。そのフィーリングの正体とは…

 

 

 

 

 

 

バックの写真とはまったく関係ないんですが(^^;

 

弾きやすいウクレレの正体はたぶん弾いていて感じる指板上の体感なんじゃないかって気づいたんです。どんな体感かを列挙すると

  • 運指する左手に指板の広さを感じる
  • 操作している視覚的に広さを感じる
  • 押弦に無理がない
  • 弦にパワー感がある

指板の広さと言っても決してナット幅からエンドに向かって実際に広いわけじゃなくて標準的な36ミリナット、12フレットで45ミリの指板サイズ上での感覚なんです。不思議なもので同じ土俵なのに弾きやすさに違いが大きく出る。これは一体何だろうと、さらにその正体を探ってきたわけです。

 

 

 

この答えを探すためにはこれまでの経験のうちでその反対の結果がなぜそうなったのかをひたすら反省することの繰り返しでした。どういうセッティングにすると弾きにくいんだろう。このことの個人的な見解としてはテンションがきついこと、演奏していて指板が窮屈に感じること。まずこれでした。じゃあそれを解決するためにはどんなセッティングがいいのか。ヘッド角度、ナットの切り方、指板の厚み、サドル溝の切れ込みをどこまでにするか。全部関係してくるので検証するのに何年もかかります。というか、いまだその道半ばです。ひとまず今回はうまくいきました。良かったです。

久しぶりの完全休養日

人っ子一人いない鳳凰三山に行って参りました。