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やはり動画は強し

十年一昔前とはよく言ったもので、2000年代はホームページビルダーを駆使して自分の趣味や商売のホームページを持つことが一つのステータスでしたよね。垢抜けた、洗練されたホームページを持つことでより多くの検索数に繋がる時代でした。今はホームページは言わば名刺代わり。より積極的な広告ツールとしてはやはりYouTubeにとって代わりました。SEO対策を万全にしてあとはただただ検索されるのを待つだけのホームページより、24時間ひたすら運営AIロボットがスピーディーに顧客に対して「百聞は一見にしかず」な動画を提示し続けてくれるのは事業者にとってやっぱり魅力です。今年はYouTubeをこれまでとは違った形で利用していきたいと考えております。今までは撮りたいと思ったタイミングで製作動画や演奏動画、その他諸々を撮りその都度不定期に投稿してました。その結果チャンネル全体としての統一感がなく、単に私の動画の倉庫みたいな存在に扱っていた節がありました。当然、動画チャンネルを通じてオーダーが来ることはあまりありませんでした。そこを反省して、今後は事業の販促ツールとして戦略的に、決まった形式で動画運営を行なっていきたいと思います。チャンネルのテーマを「手工ウクレレビルダーの仕事風景」とし、まるで目の前でウクレレ作りを眺めているかのような動画を定期的にVol.3以降は毎週水曜日に動画を投稿していければと考えております。ショップに完成品が並ぶまでの過程を細かく見せていくことでよりストーリー性の強い商品になってくれればいいなと思います。

 




YouTubeチャンネルの動画管理サイト、この中のアナリティクス(分析)でインプレッションという項目がとても重要なんです。インプレッションはYouTubeの運営AIがどれだけその動画を視聴者にオススメ表示してくれたかの数字です。ここではなんと1573回も運営ロボットが関連動画に並べてくれていたことが分かります。「関連動画」、動画視聴画面の右側にずらーっと並んでるあれです。視聴者の関連動画ラインに自動的に並べてくれて、そこからさらにクリックされたパーセンテージがクリック率です。関連動画に並んだときにクリックされるためには効果的なサムネイルが必要で、動画の内容にきちんと沿ったシンプルで好印象なサムネイルほどクリック率も上がるそうです。このインプレッションとクリック率を地道に上げていくことが動画運営の鍵になっています。動画の視聴者維持率と高評価率が高ければ運営AIが無料でどんどんインプレッション数を上げてくれる仕組みな訳ですね。これほどダイレクトな新規顧客の獲得ツールを使わない手はないと思います。一つ一つの動画の詳細なアナリティクスもあり、視聴者がどのタイミングで動画から離脱しているかを知るためのタイムの中央値もわかります。そこからカットすべきシーンや追加すべきシーンを考えていったり、全体的な雰囲気を考えたりと短い動画の中にも色んな要素を考えたりします。AIが重視しているのは回数よりも総再生時間と平均視聴時間、つまり視聴者維持率と言われているようです。そこが高いほどインプレッションされる頻度も上がる仕組みだとか。一般的には40パーセントの維持率を目標にするといいそうです。だから10分動画なら平均で4分前後、5分間動画なら2分。総再生時間を稼ぐためには長すぎず短かすぎない程よい尺に飽きさせない絵作りとテンポが大切だそうで、なかなか大変そう。シリアスな製作シーンだけだと単調なのでもう一工夫ないかと思案中です…。


ま、いずれにせよただで宣伝してくれるんだからその程度の努力は惜しむらくです。昔はホームページ検索のSEO対策に月ナン万円と経費をかけていたことを思えば忙しい個人工房にとって動画運営は強い味方だと思います。

 






私の工房の存在を知らない新規のお客さんを獲得するのに一番有効な宣伝ツール。これまで定着して工房ホームページにやってきて下さる方々を大切にしつつ、新たな顧客にこれまで以上にアプローチしていけるように努力したいと思います。視聴者人口の多いキャンプやウクレレユーザー目線の演奏動画ジャンルなどとは違って超マニアックな「製作家目線」の狭小地ジャンルはそもそも少ない製作家同業者以外誰が好んで見るのかという一抹の不安も抱えつつ、一般のウクレレユーザーまで宣伝効果が実際に出始めるまではおそらく半年から一年以上かかるかと思いますが気長に動画サイトも運営していければと考えております。一週間ごとに撮りためてある動画ファイルを編集して毎回300回再生、視聴者維持率40パーセントを目標に毎週水曜に投稿して参ります。動画サイトも応援よろしくお願いします。