鎌倉に向けて

先日に岸和田専用機、新生「Basic Model」は無事にウクレレショップオハナさんに納めることができました。そしてほっとする間もなく次の鎌倉に向けての製作に勤しんでおります。

 

 

 

鎌倉専用機「Swinging Bone」です。こちらはビルトインオーナメントにヘリンボーン巻き。材はホンジュラスマホガニー。弦はナイロンの「フェーン」を張ります。ビンテージサウンド狙いです。

 

 

これでフェーンと読むそうです。

セット売りでかなりお得なんですよ。

 

ぜひAmazonで探してみてください。

 

 

 

こちらの美女、あ、失礼しました。うちの次女が弾いているウクレレ(もちろん私が作ったもの)に張ってあるのもフェーンです。テンションが優しくて小っちゃい子にも弾きやすいかなと思って最初試してみたんですよ。そしたら想像した以上に弾きやすいのと人懐っこいサウンドに惚れちゃいました。マホガニーの甘さにフェーンの柔らかさはナイスマッチです。フロロカーボン製のオルカスは少し強めのテンションに凛とした艶のあるサウンドが特徴なのでスプルーストップなどに特に合います。音量はさすがに張りの強いフロロカーボンには一歩劣りますが最近歳くってきたせいか音量よりも柔らかい音に重きを感じるようになってきました。

 

 

そしてこちらは同じく鎌倉に納める予定の「クラシックコンサート.pro2」であります。今機はサイドバックにBRW、つまりブラジリアンを贅沢に使っております。表板にはこれまた高級材のレッドウッド。いわゆるのシダーの特上ものであります。材以外に特に派手さはありませんがシックに長く使って頂ける楽器としてサウンド重視で仕上げて行ければと思います。

 

 

 

 

 

この”BRW製“クラシックコンサート.pro2、ボディ内に一手間かけてあります。シェラックをたっぷりと塗り込みました。これまでブラジリアンローズウッドで作ってきた経験からして塗っておいた方がいいと思いまして…。シャム柿ほどじゃないけど冬の乾燥に弱いので割れやすいんです。そもそも木孔(繊維状の穴)が深い木なので湿度に敏感。だからなるべく保湿しておくために内側も塗装しました。




早朝はようやく秋めいた涼しさになってきた我が街であります。もうじきに彼岸花が畦道を紅く彩り始める頃になりますね。






ではまた!