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タイム

「良い写真を撮るための50の掟」という本を読んだりしてます。その中に「花は雄しべを狙うべし」的なことが書いてあるんですが…果たしてタイムの雄しべ、または雌しべはどこなのかさっぱりなのでざっくりと適当に撮った一枚です。結果ピントはタイムではなくニョキっと一本元気な雑草に合ってしまうという(爆)

 

うーん…五点‼︎

 

何をそんなに一生懸命になってしゃがみこんでカメラ構えてるんだと後ろの愛犬に笑われております。

 

 

 

工房の前では来年秋に開業予定の大きな病院を建設中。その様子を見にこの親子さんがよく来るんです。なんか素敵な後ろ姿ですよね。ほっこり。

 

 

 

 

 

こんな世界史に後世語り継がれるであろう状況にあっても私がやるべきことはただ一つ。「良いウクレレ」を作る事です。それしかできないわけですが。未だ課題だらけです。もっと柔らかくより豊かに鳴らしたい。板厚そのものと装飾の厚みの限界を見極め切れていません。率直に言ってしまえば何の飾りもないのが一番板厚を攻めきれるわけで。個性的な見た目のための装飾と豊かな鳴りを両立させることは、そもそも薄い板を扱うウクレレではとても難しいです。まだまだ修行が足りません。

 

 





さて、コロナについての個人的な意見です。


このご時世を生きる現役世代の一人として簡潔に書いておこうと思いました。

 







 

アメリカを始めとして各国は経済活動再開の流れに向かいつつあります。今回のパンデミックでは感染死以上に経済的に追い込まれる感染関連死が懸念されているとのこと。本当にとても難しい問題です。この流れにいずれ日本も追従せざるを得ないでしょう。現時点、明確なワクチンもなく有望な薬の候補はいくつかあれども基本的に中世来の隔離療法しかないのは百年前と同じと言えます。スペイン風邪に学ぶならば全体的な感染数はおそらく今夏前後に一旦休戦状態になり、世界は油断し、秋以降に致死率が高まる第二波が必ず再来します。第一波より感染数は大幅に減るものの第二波において致死率が高まったスペイン風邪。やはり夏の一時休戦状態のうちにある程度の備えをしておく必要があるのではないかと考えます。スペイン風邪、つまりインフルエンザは第一次大戦中の過密な野戦病院での衛生環境や兵士の栄誉失調などの原因で死者が増加していった訳ですがそれと現代の社会背景や環境は異なります。それでも第一波の現時点で浮き彫りになってきた各家庭ごとの課題を明確化して次に備えるべきだと思います。多世帯家族なら夏のうちにどちらかの家族が感染疎開しておいたり、長期に渡り収入が減ることを見越して固定費を見直す(例えばstay home期間中の家族の携帯は一台だけに減らすなり一定期間利用を停止しておけば年間で結構な貯金になる)、一旦供給が回復するであろうマスクや消毒液の補充、介護の方法、台風の季節に今年の避難は逆に危険であることは明らかで非常食の備蓄を増やしておいたり非常用電源の確保や非常用トイレ、水の予備など毎年の季節ごとの起こりうることを最大限想像して準備しておきたいところです。明確なワクチンが広く行き渡るまでは必要以上に守りに徹する方針です。

 

 

 

目先のことをもう一度申し上げますと、ワクチンのない今夏前後の一時休戦のときこそ最も世間は危険だと考えております。我が家が最も外出を控えるのは恐らくその期間かと思います。

 

長文となりましたが端的に申し上げると「夏に油断せず秋に備えて冬を耐え来春のワクチンを待つべし」ということになろうかと思います…。皆様も各ご家庭でよく話合ってどうかご自愛下さい。

 

 

 

 

 

 

話を仕事に戻しまして…今回のクラシックソプラノは攻めに攻めまくりました。いやはや怖っ!初めて荒加工段階での1.5ミリ厚。イケるのか、これ。

 

 

 

 

ギターの表板なら少なくとも2.5ミリ厚はあるからどんな手の込んだロゼッタも比較的象嵌しやすいかと思うんですよ。サウンドホール径自体もウクレレの倍はあるからロゼッタも大きい。その分色んなデザインが描ける。ソプラノウクレレのサウンドホールは45ミリ径しかない上にロゼッタの幅も狭い中でオリジナリティを表現するわけで。その上板厚1.5ミリの中に1ミリ弱の厚でロゼッタを加工して象嵌するのは中々難しいんです。2ミリ以上残すとまず硬い音しか出てこないのは分かってるのでとにかく勇気を出して攻めるのみです…。

 

 

 

今回の記事では敢えてネガティブな今後の展開予測も含めて書きました。あらゆる事が平時とは異なる現状では取り越し苦労となる程度のリスク予想をしておくぐらいで丁度良いんだと思います。ともあれ、このような事態になって改めて日頃ご愛顧頂いてきたことへの感謝の想いが募るばかりです。独立してからこれまで226本製作してこれたのは本当に色んな方々の支えがあったお陰であります。きっと何らかの形でこの御恩に感謝を示そうと思います。

 

「ただひたすらに己の為すべきことに専じるべし」

 

まだまだ足りない技術ばかりの未熟な私は詰まる所、世界がどうなろうとやるべきことはいつも同じであります。皆様のご期待に応えたい。その熱い想いを絶やさぬように心底努力して参ります。どうか今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

冬毛が暑くてお疲れ気味の愛犬アル様です…