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ドイツ松CLASSIC CONCERT!

もう久しぶり過ぎてグロス仕上げのやり方なんて正直忘れかけていました。

 

 

 

 

 

 

なぜ今頃になって鏡面仕上げに戻したのかと言いますと

 

 

 

 

 

艶消し塗装より確実だからです。

 

 

 

艶消し塗装とグロス仕上げでは途中までの同じ塗装工程で最後のトップコートからが違います。塗装の第一段階では下地の処理、つまり導管を埋めるための目止めから始まります。第二段階では塗料が木地にしみ込んでいかないようにするためにウッドシーラーという塗料を吹き付けます。第三段階では塗面をミクロン単位でフラットに仕上げていくためのサンジングシーラーという塗料を吹き付けてはフラットに研磨してを数回繰り返します。ここまで艶消しもグロスも同じです。違うのはこの先。グロス仕上げは純粋にクリアラッカーを吹き付けます。そして磨き上げて最後にバフがけして完了です。どれだけ吹き付け時にホコリが付こうがその後研磨してピカピカに仕上げるので平気です。

 

 

 

艶消しは目的の艶消し具合に合った艶消しラッカークリアを吹き付けます。例えば20%艶消しとか50%艶消しなど。そして吹きっぱなしで乾燥させて塗装を終えます。この「吹きっぱなし」が大変シビアなんです。一見「ぱなし」なら楽じゃんで思うかもしれません。それはホコリがたたないように工夫された塗装に特化した塗装室があればの話です。ご存知の通りうちの工房は5畳半一室で木工から塗装、調整出荷まで全部やってます。ホコリをたたせずに最後一発で吹きっぱなして乾燥、至難の業でした。当然何回もやり直して頑張っておりました…。

 

 

 

 

塗装の終盤で毎回苦労してきましたが今回ふと思い出したんです。

 

前に作ったバフあるじゃん

 

そう7年前に自分で作っていたことすら忘れていました。

 

 

 

単に己の海馬がポンコツすぎただけの話に

 

蛇足感満点ですが

 

というわけで

 

 

 

 

7年ぶりに自作バフ再始動!

 

buoooooooonn!!

たしかアメリカから仕入れたんですよ、これ。

 

 

 

 

モーターは国産だったかな。バフのアッセンブリに記載されている推奨馬力を参考にオリエンタルモーターに直接問い合わせて仕入れたはずです。

 

 

 

 

意外と大変だったのがこのベアリング。ゴムベルトの径に合致して理想のテンションにするためのベアリング径をはじき出すのと、それがどこで手に入るのかさんざん苦労した記憶があります。(ポンコツ海馬の記憶ですが)

 

ベルトが張りすぎるとモーターに負荷が余計にかかって焼き切れちゃうらしく、たるったるでもだめらしく。おバカな私の頭の計算機でそれがはじき出せるのか不安でしかなかったわけでして。

 

 

 

 

 

そもそも中古のバフってのがまず見つからなかったか、見つかってもお値段が…という流れで自作することになったのが7年前でした。結果的に何とか使える代物にはなりました。最後の磨き工程を自作のバフマシンで仕上げるって何かいい気分じゃないですか。

 

 

 

 

そんなこんなで新たに仕上がった一本

 

 

 

 

 

 

来週21日の火曜日販売開始の運びとめでたく相成りました

 

大阪岸和田ウクレレショップオハナさんのWEBにて絶賛HOLD受付中です!

 

 

 

Ancestor's Classic Concert

381mm/12fret joint

ドイツ松(ベアクロウ)TOP/ 緑馬蹄ロゼッタ

ホンジュラスマホガニーS&B