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ほのぼのと

当工房だけのオリジナルフレットを打ち込んだところです。きっと弾きやすいはず…。国産ウクレレフレットのSBU23の幅は1.1ミリと狭くてスライド時に引っかかってしまうことがあります。国産ウクレレ専用フレットはこの一種類しかないので1.1ミリより太いものとなると次はギター用スモールフレットを使うことになります。そちらの幅は2.0ミリ。ちょっと太い。これら二つの間が欲しかったわけです。それがこのフレット。幅は1.65ミリ。ジャストサイズ。ウクレレにとって理想的な大きさです。世界中のウクレレ探してもこのフレットを使っているのはうちだけ。通なウクレレ弾きなら絶対にこのフレットの良さをわかって貰えると思います。

オリジナルロゼッタで見た目も一新。やっと個人工房らしいウクレレに仕上がってきたかも。昔セイレンの信治さんがまともなウクレレ作るには最低でも10年はかかるって言ってたのを思い出します。ほんとその通りでした。今年、楽器作りを始めて15年目です。まだ右往左往してます。結局ね、今やってることが正しいのかどうかなんて今はまだ分からないんですね。もっと後になってみないと。だから今の自分が一年前の自分のウクレレ見ると改善点しかないです。さらに振り返って2015年ごろのものは結果的に正しかったことばかりでした。だからそこに立ち返ってる部分も結構あります。ただ当時の自分に今のロゼッタやヘッドは技術的に作れなかったと思います。木工技術は少しずつ進歩してるのかな。たぶん。

 

大好きな楽器作りを生業にしてることがね…何より幸せです。オーダーくれるお客さんも何故かステキな方ばかりで。なんでこんな破茶滅茶なビルダーにこんなまともな方々しかオーダー来ないんだろうっていつも不思議です。なんかの本に書いてあったんだけどほんとに好きなことを突き詰めてやってると同じ趣味を持つ人にとってもそれが楽しみになっていくから素晴らしいんだって。やっぱり趣味は良いですよね。人生に潤いをくれるというか。とくにウクレレの音でほのぼのと癒されるってのは忙しい暮らしの中のオアシスになると思います。上手い下手なんか関係ないですよね。自分の好きな作家のウクレレを好きな時間に好きなところで弾く。こんなハッピーな時間はないんじゃないかなとも思います。

こちらコンサート。かなり変わりましたでしょ。なんかコントラストきついな。なんでだろ、加工なし、撮って出し写真ですよこれ。

ヘッドロゴもちょっと変わりました。どこが変わったか分かるかな〜。そう、これまでは一筆書き。これは二つの線で分けて構成してます。こっちの方が仕上げ易い。と、こんなところです。次回の更新をお楽しみに!

おまけ

 

綾瀬市の工場から届いた30キロのフレット束。

うちだけの特注フレット。なんだか嬉しい😆