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無償調整について

お店で私が作ったウクレレを買われた方へのお知らせです。「もう少し弾き易くしてほしい」ときは直接工房に持って来て下さい。無償で弦高調整します。ただ以下の条件、

  • 直接工房に来られる方に限る
  • 多少のビリつきは許容できる
に限ります。この理由をそれぞれ以下に書いていきますね。最初の「直接工房に来られる方に限る」というのは単に私が会ってみたいからです。どんな方が私のウクレレを弾いて下さっているのか。お店に納めた先のことはいつも知りません。誰がどんな経緯でどんな心持ちで購入したのか。それを知る手立ては会うことが一番。通常弦高調整はお代を頂いておりますが、御礼の意を込めて無償で調整します。

 

二つ目の、「多少のビリつきは許容できる」について。まずどういう状態でお店に納めているかを説明しますね。お店には多種多様な人がやって来ます。そして弾き方も多種多様です。繊細なタッチから強烈なピッキングまで。どんな弾き方をされてもビリつかないようにするために弦高をかなり高めのセッティングで出荷しています。ネット通販されるとなると尚更です。お店としてはビリつきは信用に関わることなので仕方ありません。ユーザーも全くビリつきを許せない方もいれば多少ビリついても弾きやすい方がいいという方もいます。ですので売る側としてはビリつかないことが絶対条件となります。これは仕方のないことです。ですので現実的に作って納める側とすればそのギリギリのところまで調整します。強いピッキングをされてもビビらない高過ぎないギリギリの高さ。だから決して完全に弾きやすいセッティングとはとても言いきれない状態です。

ちなみに私は多少ビリついても弾きやすい方を優先して弦高は下げます。弦高を下げれば全体のテンションも下がる。すると若干ですが3弦の音量が増します。より太いサウンドと弾きやすさが手に入る。これは体験しなければ分からないと思いますが本当に楽器が生まれ変わったかのような感覚です。それくらいナットとサドルの調整加減はコンマ数ミリの違いが弾き心地と音量に大きく作用します。ですので上記の条件を了承して頂ける方のみ対応させて頂きます。ずっと大切に弾き続けてほしい。だから無償で調整します。御希望の方はこちらより来られる希望日をお知らせください。

 

写真は昨日オハナさんに送ったベーシックモデルです。なかなかバランス良く鳴っていました。今回送った3本の値段はサウンドに対する私の主観的な評価です。材とかではなく。今後も純粋に音に対する評価で値段を付けて行きます。その方が分かりやすいと思う。見た目がいいから高いってのはね、前から違うと思ってたんですよ。「楽器の価値は音にあり」です。