hook signature model

先日一旦完成させたHOOKさんのスタイル9KWCテナー。本来ならば私が大阪まで伺うべきところをわざわざ工房にまで足を運んで下さいました。そのときの模様がトップページに貼り付けてある動画です。まずはショップに出荷するときと同様の標準セッティングで仕上げておき、実際に弾いてみた上で変更点を言ってもらうという段取りでした。その結果、弦のテンションをもう少し下げて欲しいこととポジションマークを追加することの二点を要望されました。ポジションマークは黒蝶貝で入れました。鷹のインレイが白蝶貝なので若干トーンを落とした色合いの黒蝶を使いました。黒蝶も角度によってしっかり光りますのでポジションの判別には困らないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回苦労したのがこのヒール形状。アシンメトリーをデザインするのは中々大変でした。どういった形にすればカッコよく、そして弾きやすいかを考えに考えた形です。左手手首がスッと入るようにしました。

 

 

 

 

しっかりとバックペンダントも入っています。サイドバックは良材のウォルナット。この材は良いですよ。コアだけでボディを作るとどうしてもウォーミーなサウンドに偏ってしまいますがウォルナットは暖かさに加えて何よりヌケが抜群に良いです。ハイフレットに行くにしたがってその恩恵がよりはっきりと現れてきます。家具でウォルナットというと高級材ですがやっぱり楽器に使っても良い音してます。

 

 

 

 

HOOKさん愛用のダダリオJ71プロアルテを張ってリセッティング完了です!

 

 

 

 

 

これからこのウクレレがどんなストーリーを作っていくのかとても楽しみです。たくさんの方の前で弾かれるといいな。HOOKさん、どうぞこのテナーを可愛がってやって下さいね!