Style-9KW TENOR

当工房のフラグシップ機、スタイル9テナーが初めてお店に並びます。試作を開始したのが一昨年の11月末、そこから改良に改良を加えてようやくここにショップ展開の運びとなりました。長かった.....。

 

 

 

 

 

 

これだけ時間をかけてほんとによかったです。同じウクレレとはいえテナーはそれ以下のサイズのものとは根本的に音の出方やプレイスタイルの幅が異なるためセッティングからフレットの仕上げ方、ボディの構成に至るまで完全に「別物」と位置付けて製作改良を続けて来ました。1弦A音のピークがコンサート以下とはっきり違い、また音のコシや艶もブリッジ近辺のブレイスの持って行き方ひとつでがらりと変わります。

 

 

 

 

今回のサイドバックに使った通称「フランケン・ウォルナット」。接ぎ木したまさにせめぎ合っている部分を贅沢に使いました。濃いめのベージュと紅い部分が一線を画してぶつかり合いうっすらと杢が入っています。これを使ったウクレレは初だそうです。しっかりバックペンダントもホワイトパールで入ってます。バックストレート飾りはメイプルです。

 

 

 

今回最も苦心した個所のひとつがこのコア製の髭。コアにコアを飾り入れるためには境界線がいります。コンマ5ミリの染め木をはめ込むのに苦労しました。

 

 

 

 

というわけでオハナさんに向けて出荷です。良き出会いがありますように!