L.R.Baggs Para Acoustic DI

LR Baggsのパラアコ(写真右)はライブを行う上で必須アイテムです。1弦から4弦までの各周波数帯(音域)の音圧や音像を調節するのと同時にDIとしても大いに役立ちます。これがあるとないとでは大きくアンプサウンドは変わって来ます。ただしパラアコを使えば「何も考えなくても」良い音がアンプから出てくるというわけではありません。各ツマミの色んな調節パターンを何度も試して最終的な好みを見つけ出す必要があります。このイコライジング機能には"NOTCH(ノッチ)"という名のツマミがあります。写真の縦の列の上から2番目の"A D G B"と書かれたツマミをどこに合わせて、横の列の左から2番目のノッチツマミでその音をカットするのかブーストするのかを決めますがそれだけでもかなりアンプサウンドは変わります。このノッチの調節が一番の肝だと最近は感じています。音が太くなるか繊細になるかはこのツマミ次第です。

実際に色んなライブ環境で使用して経験を積んで行くことでパラアコの有難さを痛感します。いつもの好みの設定をそのままにライブでPAにDIとして差し出せば、安心して演奏に集中できる利点。本番中にPAの調整した音に不満を持ちながら演奏するほどつまらないことはありません。このDIなら定番なのでどんなPAでもすんなりセッティングしてもらえることも良いと思います。ただタイバンとなる方々も定番ゆえに持参してくることが多いので何か自分のだと分かるようにしておく工夫が必要です。私のスタイル9はフィッシュマンのAG-Ukulele(パッシブ)を積んでますんでプリアンプは必須ですが内蔵型のピックアップを使う方はこれをDIとして利用することをお勧めします。とにかく絶対に持っていて損は無い機材だと思います。

 

 そんなパラアコを重宝しつつ今年もライブ活動を地道に続けています。7月には地元のカフェ・スローさんでの演奏も100回目を迎えます。毎週水曜日にずっと続けているこのカフェ演奏。満席の日もあれば空席が目立つ日もありました。弾きたいときもあれば弾きたくないときもありました。それでも毎週欠かさずに続けて来ました。ライブにはカフェのようなBGM演奏もあればステージでの、まさに「ライブ」もあります。BGM演奏は音量も控えめに選曲もボサノバがメインでゆったり弾くことが多いです。聴衆がいる「ライブ」では音量を上げてカッティング奏法を織り交ぜたりしながらの全力モードで弾きます。この"Arrival"はまさに「ライブ」向きの曲です。