Style-4 の魅力

Ancestor's Ukuleleで最も人気の高い機種、つまり今まで最も製作本数が多いモデルはスタイル4コンサートです。このモデルが最も注目されるということはユーザーが求めるものが奇をてらったデザインのウクレレではなく「サウンド」であるということを私は嬉しく思います。弾き味が一番の魅力となるウクレレ。伝統的なルックスではあるが個性的でもあり、コンサートにしてはやや細身のボディから束になって放たれるような重厚なサウンドが持ち味のスタイル4。

 アピラックと半年の歳月をかけて作り上げた名機。彼が何度言っても譲らなかった12フレットジョイントでしたが今となってこのサウンドが評価されていることが彼が正解を出していたことの裏付けでもあります。緩めのテンションセッティングにすることを望んだ彼の要望に応えるために試行錯誤した結果が今の仔細に至っているわけですが、それも正解のひとつです。オータサンスタイルでタイのカフェやレストラン、ライブハウス、そしてアジア各国のフェスの舞台に立って来たプレイヤーの意見は貴重なものでした。

 そのスタイル4をプラットホームにしてサウンドキャラクターを変えたモデルがスタイル6コンサートですが、今年開発したばかりの6がどこまでユーザーに受け入れられるのかも楽しみです。