雨のフレット打ち

久しぶりの雨にホッとしながら仕事を進めました。

ネック成形とフレット打ちを行いました。

先日工房にオーダーコンサートを引き取りに見えたオーナー様がストラップピンを取り付けにいらっしゃいました。名渡山さんのオンラインレッスンを受講されているようで、画面越しにこのウクレレを見た遼さんが「アンセスターズですね！」とすぐにわかってくれたという話で盛り上がっている写真が↑こちらです。特徴的な鹿島槍ヘッドはすぐにうちのウクレレだと分かるのかなとも思いました。

普段はあまり昼休憩を取らないんですがたまにはカフェでランチでもと思い立ち、金曜日にうちから車で5分のカフェにウクレレ持って行ってきました。4年前にチェリストの方と二人でライブしたこともあるカフェなんですがコロナになって以降は足が遠のいておりました。3年ぶりに訪れたそのカフェは午前中に限ってですが元気に営業を続けておられてホッとしました。カウンター席に座ってオーナー奥様と会話を交わしつつポロポロとウクレレを爪弾いて参りました。この3年間は誰にとってもやっぱり大変な日々だったんだなと改めて思いました。来し方を話しながら奏でるのんびりとした平和なウクレレの音はなんだかいつもより冷たくてあったかいような深いものに感じました。店内は僕の親世代ほどのお客さんで満席に近い賑わいでしたが高い天井の恩恵なのか沢山のお客さんの会話をすり抜けるように愛用ソプラノは心地良く柔らかい響きを店内に浸透させていきました。